閖上太鼓保存会は地域の振興を願う人々の努力により、平成2年に名取市生涯学習・和太鼓教室として始まりました。老若男女を問わず幅広く集まったメンバーが地域振興・継承を目的とし、平成4年に閖上太鼓保存会設立。平成8年には初の海外公演(カムチャッカ)を成功。
平成23年3月11日の東日本大震災では、仲間、練習会場を失いましたが、残ったメンバーが灯火を消さぬよう平成23年5月に活動を再開。
平成24年7月には明治天皇百年祭への参加等県内外問わず演奏活動に取り組み、令和を迎えた今も閖上、名取市を中心に様々な復興イベント、地域のお祭りなどで演奏の機会をいただいています。
失ってしまった以上に多くの出会い、多くの支援をいただき、それに対し“感謝”と“太鼓を叩ける喜び”そして“閖上の元気な姿を伝えていきたい”という想いでメンバー一同練習に励み、ご支援いただいた皆様に演奏を通じて伝えていきたと強く思い演奏活動を行っています。
これからも未来に向かって一打一打一生懸命、太鼓と共に歩んでいきます。